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紙のリサイクル

[2017-06-13 16:14:56]

新聞や雑誌回収はどこの自治体でも必ず行われていますね。ダンボールも一緒に回収される場合が多いです。新聞・雑誌などの他にも、チラシやコピー用紙や牛乳パック、トイレットペーパーの芯など、再生可能な紙は雑がみとして無料回収されています。牛乳パックなどはスーパーなどの量販店で独自に無料回収を行っているチェーンも少なくありません。

紙は再生可能資源の中でも、家電などとは違い無料回収してもらえる機会が多く、リサイクルに取り組みやすいものです。実際、再生紙を使用した商品が市場にも多く出回っていますし、再生紙を使用しているマークがついた商品を一切使ったことがないという方はあまりいないのではないでしょうか。

同じように再生資源として回収されるのに、どうして雑誌や新聞、ダンボール、その他の雑がみといった分類わけが必要になるのでしょうか? 実は同じ紙でも、種類によって再生できる紙が大幅に変わってくるからです。例えば一見再生ができそうな紙コップなどは、防水加工がされているために再生は不可能で、紙ごみ扱いになります。カーボン紙のように広範囲に特殊なインクが乗った紙、感熱紙のような特殊な表面加工の有る紙も同様です。再生できる古紙を詳細に分類することが、再生紙の品質にかかわります。この分類は古紙再生の現場において非常に重要なものdす。

普段何気なく出している古紙回収ですが、紙のリサイクルがどういう過程で行われているのかを知ると、しっかりと分類することの大切さを感じますね。

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